Espresso:Android のUIテストフレームワーク

Android のエミュレータ上でUIテストを行うフレームワーク Espresso を触ってみました。画面操作イベントが一部記録されないこと、"Edit Assertion"のボタンのクセに留意すれば、使えそうです。 (以下の手順は、Android Studio 4.1.3で確認)

• Espresso テスト レコーダーで UI テストを作成する。
  • https://developer.android.com/studio/test/espresso-test-recorder?hl=ja
  • アプリモジュールの build.gradle で Espresso を有効にする(下記★参照)
  • Run > Record Espresso Test で テストレコーダーを起動する。
  • Record Your Test ウィンドウが表示される。
    • エミューレータ上でタップなどするとイベントの内容が記録される。
      • ・・・が、一部記録されないので、その場合は、手動でイベントをテストに記録する。
        • onView(withId(R.id.foo)).perform(click()) // タップ
        • pressBack() // 戻るボタンを押す
    • 画面上の文字列や画像にアサーションを入れたい場合は、"Add Assertion"を押す。
      • 現時点のエミュレータの画面が表示されるので、UIをクリックする。
      • "Edit assertion" について、
        • "Save and Add Another" ボタンをクリックするとアサーションを追加する。
        • "Save Assersion" ボタンをクリックするとアサーションを追加したあと、画面の表示が閉じる。
        • "Cancel" ボタンをクリックすると、画面の表示が閉じる。
    • 記録したいアサーションが記録できたら、"OK"ボタンを押して、テストクラス名を設定する。

★アプリモジュールの build.gradle で Espresso を有効にする

dependencies {
   androidTestImplementation 'androidx.test.espresso:espresso-core:3.2.0'